日本で活動するバイアウト・ファンドの概観を知りたい
アーク東短オルタナティブ(株)さんに相談したところから話は始まります。
https://ark-aaa.jp/ark_com/company/
前職時代にお付き合いさせて頂いた縁もあり、アーク東短さんが作成された貴重な資料を(許可を頂いて)掲載させて頂くことができました。太っ腹、アークさん!
面白いところ
この図のユニークな点はファンドサイズ(横軸)に対して縦軸が案件数なのです!
運用会社毎にこれまでの案件数を調査するのは、どれだけ大変だったことでしょう。その労力に心から尊敬と感謝の念を送らせて頂きます。
ポラリスさん、カーライルさんお見事!
さて、百聞は一見にしかずでありますが、個人的にはポラリスさんの案件数、そして大型ファンドながら件数をしっかりとこなされているカーライルさんに目が吸い寄せられました。
カーライルさんのような外資大型ファンドだと、カーブアウトのような大型案件狙いで、案件数としてはあまり伸びないのでは?という先入観を気持ちよく吹き飛ばしてくれました。やっぱり思い込みは禁物ですね。脱帽!
密度が高いのは300-500億ゾーン
国内PEファンドでも最近は1000億を超える大型レイズ事例も聞こえてきますが、やはり300-500億ゾーンはプレイヤーの密集地。
おのおの案件数もこなされていますので、一番ホットな市場ではないでしょうか。
その中でAPさんの63件案件が燦然と光っております!さすが老舗ファーム。
おねがいします
眺めていて飽きないこのランドスケープでありますが、あくまでもご参考ということでご理解ください。
またアーク東短さんから承認を頂いて掲載しておりますので、勝手な転用・複製等は避けて頂けますようにお願い致します。